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●あなたはなんのために生きているの?
「あなたはなんのために生きているの?」
ある人から,唐突にこんな事聞かれました。
エッ!…不意をつかれたのもたしかですが、僕はモゴモゴと言葉に詰まり答える事が出来ませんでした。
「あなたはなんのために生きているの?」
いやオレはさ、手技療法家として毎日多くの人達を矯正していてさ…
「あなたはなんのために生きているの?」
会社も経営していて…
「あなたはなんのために生きているの?」
犬を飼っていてね…
でもさ、オレってなんのために生きているんだろうね…?
全部どうでもいい事なんじゃないかな…?
僕じゃなくても代わりがきくよね…?
自分の存在価値ってなんなんだろう…?
危うく自分を見失う所でした。
ふとした弾みに足下が崩れ去り、暗黒の闇の中に迷い込む所でした。
あぶない、危ない。
しかし私はそんなに弱くはありませんでした。
人間40年も生きていると一筋縄では行きません。
いくつもの修羅場をくぐり抜けて来ているのです。
僕の存在価値は手技矯正です。
しかも少しエゴイスティックな言葉ですが、ありがたいことに世間からは
「卓越した域に達した」治療家との評価もいただいています。
毎日、2時間、3時間をかけて10分の施術を受けに来てくださる
クライアントが本当に多く居てくださいます。
ありがたい事です。
心から頭が下がります。
私の人生はいろいろあるけど、やはり手技療法を学ぶ為に。
体を介して人間を学ぶ為に。
そのことで一人でも多くの、現代医学では見放されてしまった様な人達のお役に立てるような技術を習得出来るように。
その為に私は生きているのだと、胸を張って自己存在を再認識しました。
そう、私は掛け替えの無い存在である。
あるクライアントの方とお話ししていた時に、「今のお母さん達に向かって幼児教育の重要性を訴えていく事がこれからの私のライフワークなのですよ。先生、ぜひお力をお貸しください。」
とんでもございません。
私の力なぞ…。
現在は長野から月に一度来院してくださっている非常に聡明な女性です。
「いじめ問題などが横行しておりますが、基本は家庭なんです。お母さんなんです。」
私もそう思います。
「一人一人の子供達に、あなたは掛け替えの無い子なのよ、と言わなければ。」
まったくその通りです。
「そのようにして育った子供は強いですよ。」
そうでしょうね….。
四十にして迷わず。
不惑の年も過ぎると,悲しいかな誰も「あなたは…」と囁いてはくれません。
心の折り目を正しながら、自分で見つけるのです。
どんな小さなものでもいいから、オリジナルの宝モノを。
私は掛け替えの無い存在である。
再認識のススメ。
かなり効きますよ。
スズキ |